まひるの月を追いかけて/恩田陸

まひるの月を追いかけて

まひるの月を追いかけて

まひるの月を追いかけて (文春文庫)

奈良に行きたい!!!(;´Д`) 「修学旅行は点での移動である」まさにその通り。京都は数年前に 西 京 極 ついでで観光してきたけど、それでもいまいち理解してないもんなー。奈良なんて何をかいわんや。
んーしかし、恩田陸じゃない!と言うほどではないけど、雰囲気なんか変わったですな。なんだろうどこだろう。この変化を好ましいと思うかどうか、分かれそうだなあ。劫尽童女の「雰囲気違う」とはまた別の…。なんていうかなー…「恋でもしてるかな」な感じというか。いや実際に恋を知ったかどうか(笑)ではなく、例えるならば思春期に突入とか、そういう空気の違いを感じましたという話。しかしこの人は、主人公でもそうじゃなくても男女のきょうだいばかりじゃないですかね。文中に兄弟もしくは姉妹って文字をほとんど見ない気がするのですよ。「きょうだい」。兄妹、姉弟。ひらいてるのは故意だと思うけど、兄弟もしくは姉妹じゃないのは故意なのかなあ。故意って言うか…兄妹の関係が好きなのかしらん。
装丁は文句なし単行本の勝利だ…。勝負じゃないけど。