スティル・ライフ/池澤夏樹

スティル・ライフ

スティル・ライフ

スティル・ライフ (中公文庫)

なんかでメモしてたので、借りてみたですよ。名前だけ見てるってのは勝手に先入観というかイメージを抱いてるので、読んでみて「Σこんな内容!」と勝手に覆されるのですが、これも例に漏れず。…幻想小説
大戦づいてきた次はロシアづいてきた…!とは、思いました。あとヤー・チャイカ…というかロケットネタ。世代の問題なのかな…。それはあるかもしれない…。やっぱり読んでる本は偏ってると思うので、世間に流通してる本でもこんなにロケットネタとかがあるかどうかは…どうかなあ。
ディプロドクスは、作中作…というか作文かなんかなんだろうと思ったんですが、説明とか何もないままに終わってしまったので、えっ!?置いてけぼられちゃった!て感じ。それがいいのだよ、と言われたら、納得はする読後感なのですが。でも置いてけぼり。比喩…うーん比喩なあ…。もっともらしく言うことは可能な内容だとは思いましたけどねえ…。