沈黙/古川日出男

沈黙

沈黙

 沈黙/アビシニアン (角川文庫)

うっかり1日で読み終えてしまいました。えええ!わかんない!わかるけどわかんない!明確な説明を誰か!と思って少しだけグーグルさんと見つめ合ったんだけど、少し手を繋いだ程度では私のほしいものは探し出せませんでした。最近このPC挙動不審で、悠長に検索とかする気分にはあんまりなんないのよね…。
ルコの歴史、薫子の読み解くノート、はおもしろかったです。3章の途中ぐらいまで?その辺を「希有な筆力」と言うのかなあ。大戦時のドイツだとか終戦後の日本だとか、最近の私はこれづいてるな…!と思いました。たまたま読んでまたここで出会うってすごいだろう。ただ、ドイツはもちろん日本の史実すら曖昧なわけで、フィクションでの断片でなくしっかりなぞろうかなあ、と偶然の出会いでそんなことを思いました。大戦あたりって学校の授業じゃ辿り着かないんだよねー!
一人称が「あたし」なんてラノベ以来だよ!と思いつつ、でもこれが「わたし」だったらまた違った印象だろうなあと思いつつ。おもしろかったので他の本も読みます。13とか検索したら期限すぎて借りられっぱなしですって出たけど…!バカヤロウと思っても私に文句を言う資格はない…!