嗤う伊右衛門/京極夏彦
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1997/06
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 58回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
又市は巷説〜だと割と人を超越しているというか百介が又市をものすごい持ち上げている節があるので、伊右衛門だと「ああ、人間っぽいなあ」と思う。シリーズが進むごとにキャラクターが立ちすぎるのはナツヒコの癖なの…?(京極堂シリーズを思い浮かべつつ)
文章が読んでる物に影響されるので伊右衛門読んでるとダッシュ(―)をふと使いたくなるのかもしれない。――なるのだろうか。――否、そんなこともないのだろうか――しかし。
ネタバレ
岩のプライドはおそろしくずたずたになっているのに、伊右衛門は満足してるあたりがナツヒコ怖い。ナツヒコの書く「頭のいい女」好きなんだけど、大概幸せにならんよね…。