ナイチンゲールの沈黙/海堂尊

ナイチンゲールの沈黙

ナイチンゲールの沈黙

うーんミステリーとしては伏線というか手がかりの記述があからさますぎかにゃ。あと序盤の女子シーン読みながらなんやねんって思って、読み進めなかなか始まらないよなおいって思ってたわけで、ふとこれもう始まってたんだ!!と気づいた瞬間ね。
なんか…ぼんやりした雰囲気というか…バチスタではスルーしたけど、男子はまだ「キャラの立った人物」と言えるけど女子はどうもテンプレ感がなあ、とは登場女子ががんと増えて再確認。それは私が女子だから「男子はまあアリ」って思うのかしらねえ。あーでも加納氏まであんなに出す、かつ今後の展開を予見させてしまうのはちょっとどうだろう、と。バチスタはうまくはまりすぎたのかなーと下方修正した方がいいかもしれない気までしてくるので次に期待、と言いたくなる感じ。たまごおもしろかったしそんなことないんだろうけど。というかバチスタがおもしろすぎでした。比較すると落ちる、というだけで十分しっかりまとまっているとは思うです。
それより今まで様々な小説で乙女の妄想甚だしい脳内像を鼻で笑い飛ばしてきた私ですがダンゴ連呼されても白鳥脳内キャストが仲村トオルなのでとても困っていますよ…!不本意なんだ!すごく不本意!!あの人もその人も「んなかっこよかねーよwwww」って生きてこれたのですがこれだけは…ちょっとドラマが鮮烈すぎて。数年後の再読(多分する)に掛けます…。