白馬山荘殺人事件／東野圭吾

白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)

唸るしかない。何転したんだかわからんよ唸るしかないよ見事。「ここまで何重にも包んで何転をもさせる」のが見事だと思ったのであってその転がし方が見事かどうかは別の話ですが。これで女子が…！以下略…！（＝これで女子が生理的に受け付けないキャラクターじゃなければ飛躍的に俺内ランキング上がるのになあ鰻登りなのになあ口惜しいなあ）
くろいたねのくだりよか、少々フェアじゃない気もしますが、村政がハッタリから天気と雪で推理したくだりのがおおって感じだわあ。しかしくろいたねのあたりは、ホンボシの謎…と思わせて後から考えると導入でしかないわけで、まあ仕方ないのかもとゆかあのあたりをいかにもったいぶって描けるかが技術なんだろなー。