涼宮ハルヒの動揺／谷川流

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

そろそろ長門略って言うの飽きてきました。言わなきゃいいじゃんって話ですが、いやだって憂鬱の時点でまさかこんな役割だけじゃなくキャラクターとしての変貌というか成長がストーリーの重要な部分を占めるだなんて思わなかったんだもの。
短編というか中編というか、雑誌分より長編のがおもしろいなーとは思ってしまうのですが、年中の主な行事を細々（こまごま）交えつつ、「読者が読みやすいように」合間合間を入れていくっていう親切な作りをされると、読まないどころか長編の方がおもしろいと思うことすら申し訳なくなるこの心理よ。てゆーか読者に親切であるように書く人って最近あんまりいなかった！（俺の読んでる中で）　ちょっと感動！！…これが「ダメ男に慣らされてると普通の優しさに感動できる」ってあれでしょうか…いやいやそんな。