黄昏の百合の骨/恩田陸

黄昏の百合の骨 (Mephisto Club)

黄昏の百合の骨 (Mephisto Club)

黄昏の百合の骨 (講談社文庫)

うーん…。だからこのタイトル!とか、妖精の話は、ほほうって思うのだけど。この耽美な感じにいまいちついて行けない理瀬シリーズ…。「汚い女の子」のときも同様な思い。「少女」に幻想を抱けないというか。女子の描く「少女」にしては、多分に幻想が含まれているよなあというのが恩田陸作品を読んで思うことなのだ。それこそ上の蛇行する〜もだけど。少年に幻想が含まれているのは、女子なのでまあそういうもんだよなと思うけど、少女も同様ってことは「少年少女」という一括りで幻想を抱いているってーことなのかしらん?
お友達の女子(もう名前を忘れた)みたいな、無意識に残酷な少女、も幻想を含んでいると思うよ。蛇行〜のクラスの女子と同様、「いるいる」「あるある」と共感もするけど。なんというか…そういう残酷さを含めて少女は美しいというような雰囲気が。
取りあえず長崎観光したいなあ。でも天皇杯長崎はのーさんきゅー…!<(笑)