麦の海に沈む果実/恩田陸
- 作者: 恩田陸,笠井潔
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/01/16
- メディア: 文庫
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再読なのか三月で読んだ既視感なのか判断に難しいところですがこれを読んで「恩田陸は順番に読まねばならん」と思ったんじゃないのかしら当時の私。これを読んだか読んでいないかが判断に困るところだけど。ん〜…読んでない…気がするなあ…。校長とか理瀬とかに結構普通に衝撃を受けた。似た違う話をどこかで読んだ気がするので読んだのかもしれない。湿地で孤島のようになっている場所とか、こういう学園ものとか、オマージュなのかな。その基があるってことかな。そういうことならば既視感ということで納得はします。
<ネタバレ>うーん。しかしこのオチはどうなのだろう。・一人称で犯人は俺・記憶喪 失。どっちも「恩田陸はそんな子じゃないと思ってたわ!(><)」的なあれですなー…。雰囲気とか過程を楽しめば別にいいと言えばそうなのですが。緻密な構成が出来る人だと知っているだけにもったいないというか。書いた時期の問題?そんなこともないのかな。さて。</ネタバレ>