この本が、世界に存在することに/角田光代

どうでもいいんだけどよくないんだけど表紙とそれから話の区切りに挟まれてる写真はこれ本投げてるよね…?と思うわけだ。
閑話休題。閑話じゃなく私的に結構重要ではあるけどまあ私に関係があるわけじゃない(と言い聞かせる)。なんだか最近角田光代の本を読むと、皆不器用に純粋に恋愛してて、なんだか途方に暮れてしまうのですよ。表現が適切かはわからんけど。いたたまれない…とも違う。共感なのかなあ、確かに「わかる」とは思うんだけど、覚えがあることに困惑するってのはなかなかどうして説明が難しい。
本棚共有とかどうしようですよ正直!その事象ではなく、別れて別の人生を過ごして別の物語を過ごすのがごく当たり前のことだと思い知らされる…のが(・ε・)な顔したくなった今日の午後。(笑) 読み返した時々によって物語が表情を変える、のはよほど人に言いたいことなんでしょうなあ。