Sweet Blue Age

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ええ有川浩目当てでね。
冬の話かー!なんだてっきり夏の続きなのかと。ああそうなのか。この人の書くものにこんなに回転するのは、きっとツボがものすごく一致してるせいなんだろうな…としみじみ思います。ちょっとずれてるぐらいならわかんないけど、普通にずれてたら多分鼻につくというか癇に障るというかついていけないというか、対岸とまではいわなくても薄い壁は出来るだろうなあと思うほどには引いて見てる部分もあるんだけど、でもツボが同じすぎ。無条件に押されるものがある。こだわりポイントが同じなんだな…。それこそ「決定打はクジラ」状態のポイントなんだと思う。というわけで「ちょう萌えました」という感想ではありますが、それがおもしろいかどうかは別の話です。interestingって意味でのおもしろいね。対義語が「つまらない」ではない。キャラの立て方が問題なんではないかと思うよ…。あと自衛隊萌えがあからさますぎるのではないかなと思うよ…。正直 激 し く 同 意 なおれでも気になるもの…。萌えるように書くのではなく萌えてることを書いてるあたりがね。ツボが同じだから流せるだけで、気にはなるし目にはつくよ。
角田光代:なにげに結構久しぶりの角田光代だった。手元に本がない状態で角田感想を書くのが苦手なのですが、もう返しちゃったのでどうしようもないまま書くと、「溢れてる」だっけ?もうそれが、まさになんだよなあ。あーやっぱり返す前に書くべきだった。もっかい見てくる…!感想のために…!
*日向蓬:R18文学賞っていうから構えて読んだら全然だった。なんだ。そういうことは先に言ってくれ無駄に構えちゃうから。無駄に構えてたおかげで感想も「なんだ」になってしまう…。都下だけど田舎育ちな私としては、うんまあこんなもんだよねと思ったりもしたりして。時代は違うし狭さも比較にはならないけど、でもやっぱりどっか近いものはある。転校生側として感じるところが似てるんだろうなー。狭い世界に放り込まれた状態がね。
三羽省吾:噴水私もやりたい。(ええ。笑)
坂木司:うーん…?全体としては、まあ別にいいんだけど、なんか…最後の展開にいまいちついていけない気もす。と思ってぐぐったらこのもやもやに名前がつきましたありがとうございます。ご都合主義の展開って言うと言いすぎかも知れないけど、書きなれてない感というかなんというか…。展開を決めて書いてる感が伝わってくるというか…。
桜庭一樹:読んでみようかどうしようかと思ってたよそういえば!こういう作風なのか。読めない系だったらどうしようと思ってたので(ラノベ読むくせにラノベに先入観がある人間)(読むからこその先入観か)、まあ取り合えず読んでみようかしら。文章は結構好きかもしれないと思った。文章はね。冒頭の唐突な始まり方、よりも冒頭のシーンの流れるような文章が好きだなと。
森見登美彦:なんだこれおもしろい。って感じ。タイトルの語呂のよさに、只者じゃないと思ったらなんか本当に只者じゃなかった…。この独特の雰囲気で更に読みやすいってすごいんでないのか。日記読むよ。うきうき読みに行くよ。と決意しました。この人相当変だよね!がほめ言葉になる人種…。これインパクト強すぎだろう、ラストかよ、と思ったけどどこに置いてもインパクト強すぎるよなあ(笑)。初読み5人、私の中でダンチで森見登美彦!と思いました。…段違いをダンチって言うよね?今ちょっと不安になってぐぐってしまった。この微妙なものすごいだささがいいよダンチ。わざとだよ?