ホテルカクタス／江國香織

ホテルカクタス

　

読み終わった本と、これを持って出かけ、読み終わった本を返し往復でこれを読み返しがてら新しい本を借りてこよう。作戦。往路で読み終わってしまい一部失敗しました…。まあそんなもんだ、というか他に滞りなかったので問題なし。
導入部読んで一体どうなるかと思ったけど、「数字の２」「帽子」「きゅうり」があだなでなくそのものっていう、そんな状況をなんの違和感もなく読ませるっていうそれがすごいというか憧れるですよ。おもしろかったー。だって、帽子は自分で移動してるのに２にかぶってもらえるんだよ…！なのにカメ飼ってウイスキー飲んでんだよ…！きゅうりが筋トレしてチャリ乗って牛乳飲んでんだよ…！２は割り算で生まれたんだよ…！いいなあ…。（ネタバレ？まあ一応）
猫はどうなったのかが少し気になります。書いてありましたっけか。