くまちゃん/角田光代

くまちゃん

くまちゃん

序盤が、久しぶりに「この人の話を読み続けるのは堪えるな」って空気だと思ったんだけど、これの前に読んだの「森に眠る魚」だった。堪えるとかそういうレベルじゃなかった…。森〜は、母同士、母と子、母と夫、どれも自分にとってリアルな関係ではなかったしな。抱く感情は理解できても関係性に共感出来ないわけだからその意味でくまちゃんのが堪えるのかも。そして堪えるのは短編3つめまでで、それ以降はそうでもなかったんだぜ!