恐怖の谷/アーサー・コナン・ドイル

これ過去の部分は実話ベースなのかー。随分ドラマチックだなと感動したのだけどどのぐらいフィクションなんだ…。
「前に書いたこととつじつまが合ってない」とか、後世の人間にぶつぶつ言われるのは大変ですねー。乱歩読んでても思うけど。しっかりつじつま合わせようと思って書いてたのかな…『だいたいこんな感じ』程度で書いてたとしたら、ぶつぶつ言われても困るよなあというか、おもしろければいいじゃない…。まあ、でも、指摘してる人も、「合ってない」と言ってるだけで、だからだめだ!とかつまらない!とか言ってるわけじゃないだろうしね。大半は。一部にはだからだめとか言ってる人もいるかもしれないけど大半の人は「それでおもしろさが否定されるわけじゃない」とは思ってるのでしょうおそらく。
次章では事件の原因となった過去を語ります、という〆部分、

過去の謎を解いていただいたあかつきには、ふたたびベイカー街の部屋で落ち合って、これまでの多くの不思議な事件と同じように、事件の結末を見届けることにしたい。

ここかっこよかった…!出先なので、それに掛けてるんだろうな、という書き方がにくい。翻訳されてると原文と訳者のどっちの功績かわからんのよねー。