豆腐小僧双六道中 ふりだし/京極夏彦

豆腐小僧双六道中ふりだし

豆腐小僧双六道中ふりだし

夏彦プレゼンツの妖怪蘊蓄物語でした。京極堂シリーズ読んでれば大体既視感って文章が多め。「ヒョウスベとカワウソ」とかね。好きだな…って感じ。しかし、夏彦の妖怪マニヤ側面はあんまり興味がなく「関係ない蘊蓄だと思ったら事件構造を解体していた」というカタルシスが好きなんであってその方面の著作はあんまり手出してないんですよね、って私ですがこれはいい構成!と思う。なるほどねやっぱりこの人うまいよねーと、今更なことを改めて言います。マイナス点は、ものすご変形版ってことかな…。なんだこの弁当箱!いや豆腐なんでしょうけど。
ふりだしってことは続くの?(´ω`)(調べずに言う)