闇 終わるとき/神坂一

 だってほら、基本的には別の作品なんですから、多少別世界作品をほーふつとさせる部分があったとしても、それはあくまで薬味程度にしておくのが、江戸っ子の心意気とゆーもんです。
 兵庫生まれの大阪在住だけど。作者。

よおおおぉぉぉぉぉおおく言った…っ!!!!!!!!!
あとがきで内心拍手喝采というか 咆 吼 ?という感じ。1巻読みながら「そうそう『知ってるとおもしろいけど知らなくても関係ない』が基本だよな、そんでチラつかされたら気になって知ってる側になっては見たけどやっぱり関係なかった、がよいんだよな」と思ったところだったのですよ。その通りだ!!神坂すごい!!神坂えらい!!
というわけでろすゆにを読んだのですが、物語を終わらせることが出来るというのは素晴らしい才能と技術であるなあと思いました。しかも(ものすげ時間かかってるとは言え)予告の巻数通りに。ヤシガニのせいで巻数増やせなかったんじゃという見方もあるけれどなうぃきぺさんで思い出したけど。あれはひどかったよなヤシガニ…。でもおとなのじじょう込みでも、風呂敷をしっかり畳める大人に出会えることが少ないと言っても問題じゃない昨今(遠回しな表現)、すごいなあと思うのですよ。