幻惑の死と使途/森博嗣

幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)

幻惑の死と使途 (講談社ノベルス)

さいどく。10年以上前だー!!!Σ(´Д`) という衝撃。夏レプと交互読みしようかなって当時思っていたまま実行していないので今回やろうかとも思って一度同時に借りたんですが読まないまま返却することになり今回借りたときは夏レプ手に入りませんでした。
加部谷ようやく出てきたよ。そもそもそれを確認したくてこのシリーズ再読してしてるんだったよ。こいつか!!こんな子覚えてるわけないよと言っていいと思いますが話自体をまったく覚えてなかったのでなんとも言えません。「誰も、加部谷さんを見て驚かなかった?」ていうのは、あれ加部谷って話のキーになんの?と思ったわけですが、加部谷がキーなんじゃなく驚く方の「誰」がキーなんですね。
この「S&Mシリーズ好き」だった当時の自分と今の「森(笑)」な自分と今再読して悪くないと思ってる自分のすり合わせが難しいなあ…。すり合わせるのは私じゃなく私を外から見た場合の話で。「なんだかんだこの辺は今読んでも好き」と言うとまたそれはそれで語弊が生まれるんだよなあ。好きっていうのは、もっと勢いよくのめりこむように、そうまるで当時の私のような(笑)、そういう感じだよなと思う。好ましい方向には存在しているとか、嫌いではないとか、それこそ「悪くない」なのだようというのがうまく説明できない。