月の裏側/恩田陸

月の裏側

月の裏側

月の裏側 (幻冬舎文庫)

これも再読…。いったいどこまで読んでるんだ恩田陸…。
うー怖いよう。怖い怖い。一気に読んでしまった。夜、読み途中で置くのは結構怖かった。屍鬼を思い出すのは、夏の日本らしい物語ってのもあるだろうけど。恩田陸小野不由美かあ…うーんなかなか。(何が) 途中まではひたすらに怖いんだけど、あれが何なのかわかり始める頃、それが動き始めた後、ピークを超すと麻痺するのか慣れてくるのか意外と普通なのです。多聞に影響されんのか?いやそんなこともない。多分。景色がよいよねー。一番怖いのは藍子のコンビニのシーンかも試練。
多聞が空白の時間にあの家に行ってあの人に会いに行く、あの部分が何とも言えないわけです。