寡黙な死骸 みだらな弔い/小川洋子

寡黙な死骸 みだらな弔い

寡黙な死骸 みだらな弔い

寡黙な死骸 みだらな弔い (中公文庫)

連作…。すごい連作だなしかし。確かに、うまいと言ってしまえばそれまでだし異論はないけれど、真っ先に出てきそうな「喪失」「静謐」あたりの形容だけで読むと衝撃を受ける、このなんというかグロテスクというかそらおそろしい感じはなんと言えばいいのだろうなあ…。