145gの孤独/伊岡瞬
- 作者: 伊岡瞬
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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嫌いではない…おもしろいとは思う…しかしセンスが合わないかもしれない。致命的と思いきや、嫌いではないしおもしろい…判断が難しい。読めたって事は多分致命的じゃない…と思わせて、真っ先に「センスが合わない」が出てくるあたり致命的なのかもしれない。さて。いや、てっきりおもしろくないギャグは故意なんだと思ってたのですよ。たのですが、どうやら実はそんなこともないのか…?と疑問を抱くようになり、抱いたまま終わってしまったので評価し難い。このつまらなさ(言ってしまった)が故意じゃなかった場合、晴香との掛け合いに面白味を感じられないのは致命的だよね…。
でもねーこの「プロスポーツ選手」(元だけど)の描き方はかなり好みなのだよー。私みたいな子には結構重要、というか多分倉沢の元選手としての側面がハズレだったら途中で本を閉じてただろうなと思うぐらい話の内容に関係なく重きを置いてるようなので(笑)(私が)(実際閉じたかはともかく)、そこは特筆に値します。しかしおもしろかったかと聞かれるとうーん…(堂々巡り)。