サウンドトラック／古川日出男

サウンドトラック

やっと読んだー！と思ったけど、まあ、そうでもないのか。どうも、最近設定を序盤で叩き込まれる小説を読んでないせいか、前半入り込めなくて読むペースが遅いんですよねえ…。ファンタジーとか、そういう話だと当然だから、別に平気だったはずなんですが。慣れ恐るべし。
大風呂敷を畳みきれなかったというかぶっちぎれ感がただよいまくりですが、でも、まあ、おもしろかった、かなあ。うん。なんで色々多方面が同時進行なのか疑問でしたが、もしかしてこれは別々に書かれたのか…？そうなのか…？個々、バラバラにこのぐらいの分厚さで風呂敷を畳みきれる話が読めたらすごくおもしろいじゃないかなと思いました。あとこんな話でも自衛隊関連のネタに勢いよく反応しそうな自分がどうかと思います。