クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))

クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))

「プー、きみ、朝おきたときにね、まず第一に、どんなこと、かんがえる?」
「けさのごはんは、なににしよ? ってことだな。」と、プーがいいました。「コブタ、きみは、どんなこと?」
「ぼくはね、きょうは、どんなすばらしいことがあるかな、ってことだよ。」
 プーは、かんがえぶかげにうなずきました。
「つまり、おんなじことだね。」と、プーはいいました。

貴族探偵対女探偵

貴族探偵対女探偵

初読。まさか「ドラマ化するから慌てて読む」を麻耶作品でやる日が来るとは思わなかった。
 
 
 
 
 
<ネタバレ>
「使役する」対象として最後に女探偵持ってくるの素直にやられたー!って感じなんですけど、こう……<過去作ネタバレ>といい、麻耶はこう……こういうの萌えなの?それとも『名探偵』という存在の構造のあれをそれするからそうなるの? と思っていたらやっぱり『名探偵』という存在のあれっぽいな……
</ネタバレ>

「二重底」を用意して、途中で誤った推理→実は二重底だった!!を、異なる探偵役でやる、と言うと普通の(よくある一般的な)構成なんだけどそれを貴族探偵でやられると途端になんかめちゃくちゃ新鮮みたいになるのおもしろかったね……あとその単なる二重底じゃなくて<ネタバレ>とか交えてくるじゃん……

貴族探偵

貴族探偵

再読。再読なんですけど読んでいる限りおそらく前回は「貴族なんだな」としか思っておらず、『御用達』『憲法で身分が保証されている』などの文言に、今更になってアッこれは……と思っている程度のあれです。
こうもりでフェア〜!って爆笑して、春の声で麻耶〜!!って爆笑するから、感想が「麻耶」(終了)ってなる。こうもりはめちゃくちゃフェア。春の声はめちゃくちゃ麻耶。